脳起源の発作の原因

原因

熱中症

感染症

脳感染症

膿瘍

AIDS

マラリア

髄膜炎

狂犬病

梅毒

破傷風

トキソプラズマ症

ウイルス性脳炎

代謝性疾患

グルコース(高血糖)またはナトリウムの血中濃度の上昇

グルコース(低血糖),カルシウムマグネシウム,またはナトリウムの血中濃度の低下

その他の疾患

腎不全または肝不全(脳の機能障害[脳症]につながる可能性がある)

ビタミンB6欠乏症(新生児)

脳への酸素供給の不足

不整脈

心停止

一酸化炭素中毒

溺水

窒息

脳卒中

血管炎

脳の構造的損傷

脳腫瘍(良性または悪性)

頭部損傷

水頭症

頭蓋内出血

脳卒中

出生時からあるか出生時に発生する異常(遺伝性疾患を含む)

先天異常

遺伝性代謝性疾患(テイ-サックス病フェニルケトン尿症など)

分娩中の損傷

脳内への水分貯留(脳浮腫)

子癇

高血圧性脳症

処方薬*

ブスピロン(不安症の治療に使用される)

樟脳

*クロルプロマジン(統合失調症の治療に使用される)

シプロフロキサシン(抗菌薬)

クロロキン(マラリアの治療に使用される)

クロザピン(通常は統合失調症の治療に使用される)

シクロスポリン(臓器移植の拒絶反応の予防および治療に使用される)

イミペネム(抗菌薬)

*インドメタシン(疼痛の緩和および炎症の軽減に使用される)

*ペチジン(疼痛の緩和に使用される)

*フェニトイン†

テオフィリン(喘息およびその他の気道疾患の治療に使用される)

三環系抗うつ薬

レクリエーショナルドラッグ

アンフェタミン

コカイン(過剰摂取)

重度使用後の薬物離脱

アルコール

全身麻酔薬(手術中に使用される)

鎮静薬(睡眠補助薬を含む)

毒性物質への曝露

ストリキニーネ

* 過量に服用した場合には,様々な薬剤が痙攣発作を引き起こす可能性がある。一部の人では,特定の薬剤を使用すると,脳内の神経細胞が容易に刺激されるようになることで,痙攣発作が起きやすくなる可能性がある。そのような薬剤は発作閾値を低下させると表現される。

† 痙攣性疾患の治療に使用されるフェニトインは,過量に服用すると痙攣発作を引き起こす可能性がある。

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