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薬剤性の自己免疫性内分泌疾患

執筆者:Jennifer M. Barker, MD, Children's Hospital Colorado, Division of Pediatric Endocrinology
レビュー/改訂 2023年 4月
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免疫チェックポイント阻害薬と呼ばれるがん治療薬の投与を受けている人は、内分泌疾患を含む自己免疫疾患を発症するリスクが高くなります。下垂体の炎症(下垂体炎)、甲状腺機能低下症やときに甲状腺機能亢進症を引き起こす自己免疫性甲状腺疾患、1型糖尿病、および副腎の機能低下などが発生します。

医師は血中のホルモン濃度を測定します。

治療としては、欠乏が確認されたホルモンを補充します。具体的には甲状腺ホルモン、インスリン、ステロイドの一種であるコルチゾール(ヒドロコルチゾン、プレドニゾン[日本ではプレドニゾロン]、プレドニゾロンなどの薬剤)などを補充します。

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