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腹部の超音波検査

執筆者:Jonathan Gotfried, MD, Lewis Katz School of Medicine at Temple University
レビュー/改訂 2023年 3月
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本ページのリソース

超音波検査では、超音波を用いて内臓の画像を描き出します(超音波検査も参照)。

超音波検査により、肝臓や膵臓(すいぞう)など多くの内臓の形や大きさが確認でき、嚢胞(のうほう)や腫瘍などの内臓の中の異常も発見できます。また、腹腔内の液体(腹水)も確認できます。体外から腹部にプローブを当てて行う超音波検査は、消化管の粘膜や壁を検査するにはよい方法ではありません。しかし、超音波内視鏡検査なら、内視鏡の先端にプローブが搭載されているため、消化管の壁や一部の腹部臓器をより明確に映し出すことができます。

肝臓と胆嚢の超音波検査
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この写真は、肝臓(L)と胆嚢(GB)の正常な超音波検査画像を示しています。
Courtesy of Michael Y.Chen, MD.

超音波検査は痛みを伴わない検査法であり、合併症を起こすリスクはありません。

ただし、超音波内視鏡検査の場合は、内視鏡検査と同様の合併症のリスクがあります。

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