黄疸を引き起こす可能性がある薬物および毒性物質

機序

薬物および毒性物質

ビリルビン産生の亢進

サルファ剤やニトロフラントインなどの溶血を引き起こす薬物(グルコース-6-リン酸脱水素酵素[G6PD]欠損症患者ではよく起こる)

肝臓への取込みの減少

クロラムフェニコール,プロベネシド,リファンピシン

抱合の減少

エチニルエストラジオール

肝細胞機能障害

アセトアミノフェン(高用量または過量投与),アミオダロン,イソニアジド,非ステロイド系抗炎症薬,スタチン系薬剤,その他多くの薬物,多くの薬物の併用

タマゴテングタケ,四塩化炭素,リン(炭化水素中毒および揮発性溶剤を参照)

肝内胆汁うっ滞

アモキシシリン/クラブラン酸,タンパク質同化ステロイド,クロルプロマジン,ピロリジジンアルカロイド(例,ハーブ製剤),経口避妊薬,フェノチアジン系薬剤

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