さまざまな昆虫(虫)が人をかむことがあります。ほとんどの虫刺されでは、かゆみが出ますが、刺された傷そのものは深刻なものではありません。虫刺されで起こるおもな問題は次のとおりです:
アメリカでよくみかける、人をかむ昆虫は次のとおりです:
サシチョウバエ、ウマバエ、メクラアブ、ブユ、サシバエなどのハエやアブ
カ
ノミ
シラミ
トコジラミ
サシガメ
水の中に住んでいる一部の虫
これらの昆虫には毒はありません。
虫刺されには、どのような症状がありますか?
ほとんどのかみ傷や刺し傷は、次の症状を引き起こします:
赤くて、かゆい、小さなふくらみ
ときには、次の症状が出ることもあります:
腫れていて、痛い、皮膚の大きなただれ(潰瘍)
傷のまわりの赤みや腫れなど、感染症の症状
ごくまれに、発疹、じんま疹、呼吸が苦しいなど、アレルギー反応の症状
ノミは、かまれていない場合にも、アレルギー反応を引き起こすことがあります。
虫刺されによって、どのような病気に感染しますか?
虫刺されは、どのように治療されますか?
自分にアレルギー反応が起きていると思ったら、すぐに病院に行ってください。自分にアレルギーがあることを知っている場合は、アドレナリン(重いアレルギー反応を治療するための薬)をいつも持ち歩いておく必要があります。アドレナリンは、自分で皮膚に細い針で注射するか、ほかの人に注射してもらいます。
医師はあなたに次のように指示します:
刺された部分をきれいにする
痛み、かゆみ、腫れをやわらげるために、刺され部分にクリームの薬をぬって、
刺された部分がたくさんあるなら、抗ヒスタミン薬(ジフェンヒドラミンなど)を使う
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