ポートワイン血管腫とは何ですか?
ポートワイン血管腫は、皮膚にできるピンク色、赤色、または紫色のあざです。そのようなあざの多くは、ポートワインのような色をしています。あざは、不適切に増えた、たくさんの細い血管でできています。
ポートワイン血管腫は母斑(あざ)の一種ですので、赤ちゃんに生まれつきあります。
ポートワイン血管腫は自然には消えません。
赤ちゃんの首の後ろにあるポートワイン血管腫は、「コウノトリのかみあと」とも呼ばれています。
痛みやかゆみはありませんが、見た目が気になる人もいます。
めったにないことですが、赤ちゃんの顔にあるポートワイン血管腫は、けいれん発作やほかの健康上の問題を引き起こす、ある病気の徴候である場合があります。その病気はスタージ-ウェーバー症候群といいます。
顔面のポートワイン血管腫
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ポートワイン血管腫にはどのような症状がありますか?
ポートワイン血管腫の特徴は次のとおりです:
平らで、盛り上がっていない
紫色、赤色、またはピンク色で、子どもが成長するにつれて色が濃くなることがある
皮膚の小さな部分または広い部分に広がる
ポートワイン血管腫
Image provided by Thomas Habif, MD.
医師はポートワイン血管腫をどのように治療しますか?
ポートワイン血管腫は無害です。見た目が気に入らない場合、メイクでかくせることがあります。
医師は、レーザー治療でポートワイン血管腫を消すことができます。レーザー治療では、強力な光線をポートワイン血管腫にあてます。この治療法は若い人の方が効果があります。
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