脳炎とはどのような病気ですか?
脳炎とは、脳の炎症のことで、ふつうは感染症によって引き起こされます。
脳炎は、ウイルスが脳に直接感染して起こることもあれば、ウイルスやまちがった免疫反応が脳の炎症のきっかけになって起こることもあります。
よくある症状としては、発熱、頭痛、眠気、混乱などがあります。
医師はMRI検査と腰椎穿刺をします。
医師はあなたの症状を治療し、ときには、抗ウイルス薬やコルチコステロイドという薬を使います。
脳炎の原因は何ですか?
脳炎にはどのような症状がありますか?
最初のころに現れる症状は、脳炎の原因によってちがいます。多くのウイルスは、最初におなかの症状や、かぜの症状(インフルエンザのような症状)を引き起こします。吐き気がして、嘔吐することがあります。のどの痛み、鼻水、せきが出ることもあります。
脳に炎症が起きると、ふつうは次の症状が現れます:
発熱
頭痛
眠気
人格の変化、または混乱
重い脳炎では、けいれん発作が起こったり、昏睡状態になったりすることもあります。死んでしまう人もいます。
医師はどのようにして、私が脳炎かどうかを判断しますか?
医師は脳炎をどのように治療しますか?
一部の種類のウイルス性脳炎には、医師は抗ウイルス薬を使います。脳炎が自己免疫反応によって引き起こされている場合、医師はコルチコステロイドという薬を使うことがあります。
一部の脳炎の原因には、特別な治療法がありません。医師は、感染症が治るまで、症状の治療と命を救うための治療(呼吸用のチューブをのどに入れるなど)をします。これにはふつう、1~2週間かかります。
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