下大静脈かだいじょうみゃくフィルターによる肺塞栓症はいそくせんしょう予防よぼう

肺塞栓症はいそくせんしょう予防よぼうするために、医師いしはふつう、がかたまろうとするのを制限せいげんするくすり使つかいます。しかし、医師いし一部いちぶひとに、下大静脈かだいじょうみゃくなかにフィルター(かさ骨組ほねぐみのような形状けいじょうをしたフィルター)を一時的いちじてきまたは永久えいきゅうれておくことをすすめる場合ばあいがあります。ふつう、このフィルターはくすり使用しようできないとき(たとえば、そのひと出血しゅっけつもみられる場合ばあい)にすすめられます。このフィルターは、塞栓そくせん心臓しんぞうたっするまえにそれをとらえますが、血液けつえき自由じゆう通過つうかさせることができます。フィルターにとらえられた塞栓そくせん自然しぜんにとけてしまうこともあります。

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