かぜの症状に使用できる市販薬

作用

薬剤

よくみられる主な副作用

鎮痛薬/解熱薬

うずきや痛みを和らげ、発熱を抑える

アセトアミノフェン

ほとんどなし

アスピリン

胃の不快感

小児ではライ症候群のリスク

イブプロフェン

胃の不快感

ナプロキセン

胃の不快感

抗ヒスタミン薬*

鼻の通りを良くし、くしゃみを抑える

ジフェンヒドラミン

クロルフェニラミン

眠気、口腔乾燥、高齢者でのかすみ目、排尿困難、便秘、立ちくらみ、錯乱

せき止め

せきの緩和

ベンゾナテート(benzonatate)

錯乱、胃の不快感

コデイン

便秘、眠気、排尿困難、胃の不快感

デキストロメトルファン

ほとんどないが、高用量で錯乱、神経過敏、易刺激性

鼻閉改善薬(鼻腔スプレー)*

鼻づまりの緩和

ナファゾリン

オキシメタゾリン

フェニレフリン

キシロメタゾリン(xylometazoline)

数日以上使用した場合、鼻づまりのリバウンド(薬の作用が消えると使用前より鼻づまりが悪化)

鼻閉改善薬(経口)*

鼻水の緩和

プソイドエフェドリン

動悸、高血圧、神経過敏、不眠

フェニレフリン

不安、めまい、神経過敏、不眠

去たん薬

たんの切れをよくする

グアイフェネシン

ほとんどないが、高用量では頭痛や胃の不快感

*鼻閉改善薬と抗ヒスタミン薬は、単独でも併用でも、4歳未満の小児には投与しないでください。

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