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原因不明の不妊症は、男性の精子が正常である場合、女性の卵子、排卵、卵管、および子宮が正常である場合、ならびにほかに不妊症の原因が同定されない場合に診断されます。
(不妊症の概要も参照のこと。)
原因不明の不妊症の治療
原因不明の不妊症の予後(経過の見通し)
クロミフェンとhCGによる治療が不成功であった後に、ゴナドトロピンとhCGによる刺激を行った場合と直後に体外受精を行った場合では、妊娠率は同様(約65%)です。しかし、クロミフェンによる治療が不成功であった直後に体外受精を実施する方が早く妊娠し、三つ子以上の多胎妊娠になる可能性が低くなります。そのためクロミフェンと子宮内精子注入が成功しなければ、多くの場合、次のステップは体外受精です。
38歳以上で不妊症の原因が不明である女性は、卵巣刺激法を試す前に体外受精を行う方が早く妊娠することを示唆する科学的根拠があります。
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