舌下神経の病気

舌下神経の病気の原因としては以下のものがあります。

• 腫瘍または頭蓋底の骨の異常

• 脳の底部にある動脈にできた膨らみ（動脈瘤）

• 脳卒中

• 脳幹の感染症

• 頸部の損傷（首の動脈の閉塞を解消する手術［動脈内膜剥離術］の実施後に発生することがある）

• 筋萎縮性側索硬化症（ルー・ゲーリッグ病）

舌の神経が障害された側の筋力が低下し、最終的には萎縮します。その結果、話したり、ものをかんだり、飲み込んだりする動作が困難になります。

筋萎縮性側索硬化症による損傷では、ごく小さい微妙なひきつり（線維束性収縮）が舌の表面で起こります。

• MRI検査

• ときに腰椎穿刺

通常、MRI検査を行い、腫瘍または脳卒中の徴候がないかを探します。

がんまたは感染症の可能性がある場合は、腰椎穿刺が必要になることもあります。

• 原因の治療

舌下神経の病気の治療法は原因によって異なります。