瞼裂斑けんれつはんと翼状片よくじょうへん

瞼裂斑けんれつはんと翼状片よくじょうへん（サーファーズアイということもあります）は、目めの前側まえがわにできるできものです。これは、結膜けつまく（まぶたの内側うちがわと白目しろめをおおっている透明とうめいなうすい組織そしき）にできます。日光にっこう、風かぜ、ほこりが多おおすぎることや、ただドライアイなだけで起おこることがあります。

• 瞼裂斑けんれつはんは、角膜かくまく（目めの色いろがついている部分ぶぶんをおおっている透明とうめいな部分ぶぶん）にとなりあったところにできる、結膜けつまくの盛もり上あがった黄色きいろまたは白色しろいろの斑はんまたはふくらみです。

• 翼状片よくじょうへんは、結膜けつまくにできる肉質にくしつのできもので、角膜かくまくの上うえまで広ひろがることがあります。

瞼裂斑けんれつはん

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翼状片よくじょうへん

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Paul Whitten/SCIENCE PHOTO LIBRARY

瞼裂斑けんれつはんの場合ばあい：

• 見みた目めが変へんかもしれませんが、ふつうは症状しょうじょうを引ひき起おこすことはなく、治療ちりょうの必要ひつようはありません。

翼状片よくじょうへんの場合ばあい：

• ほとんどの場合ばあい、このできものは症状しょうじょうを引ひき起おこしません。

• 角膜かくまくの多おおくの部分ぶぶんがこのできものでおおわれると、目めが刺激しげきされて、視力しりょくに問題もんだいが起おきることがあります。

• 医師いしは、人工涙液じんこうるいえきや、コルチコステロイドの目薬めぐすりや軟膏なんこうを出だすことがあります。

• 翼状片よくじょうへんが大おおきくなって苦くになったり、何度なんども炎症えんしょうを起おこしたりする場合ばあい、医師いしは手術しゅじゅつをしてそれを取とり除のぞくことがあります。

瞼裂斑けんれつはんと翼状片よくじょうへん

瞼裂斑けんれつはん（左ひだり）は角膜かくまくにとなりあったところにできます。翼状片よくじょうへん（右みぎ）は結膜けつまくにできるできもので、角膜かくまくにとなりあったところにできて、角膜かくまくの上うえまで広ひろがります。翼状片よくじょうへんは視力しりょくに影響えいきょうを与あたえることがあります。