口腔症状および考えられる原因

症状

原因

歯磨きで出血または疼痛(一般的)

急性壊死性潰瘍性歯肉炎(まれ)

出血性素因*

歯肉炎(最も一般的)

白血病*

関連痛の耳痛(かなり高頻度)

半埋伏智歯周囲の炎症歯肉弁(智歯周囲炎)

下顎臼歯抜歯後の局所性骨炎(ドライソケット

顔面,頭部,または頸部の疼痛(歯科補綴物の不適合,または顎関節症によるものを除いて頻繁にはみられない)

イーグル症候群

感染

不正咬合

軽度の骨まで波及した嫌気性菌感染を伴う潜在性病変

不適合な歯科補綴物

咀嚼筋の痙攣

顎関節症

顔面のしびれや錯感覚(脳卒中によるものを除いてあまりみられない)

骨洞や上咽頭の腫瘍

脳幹部の腫瘍

下顎大臼歯の抜歯が原因の下歯槽神経損傷

多発性硬化症

口腔腫瘍(まれ)

脳卒中

ウイルス感染(顔面神経麻痺)

咀嚼筋疲労(不適合義歯による場合を除いてまれ)

先天性の筋肉または神経筋の疾患(若年者)

重症筋無力症(主症状)

不適切な咬合の義歯(高齢者)

咀嚼痛または顎跛行(まれ)

巨細胞性動脈炎

リウマチ性多発筋痛症

体重減少(かなり高頻度)

不適合な歯科補綴物

口内炎

顎関節症

動揺が大きい歯,残存歯が極端に少ない,または疼痛がある歯

*最初は容易に起こる歯肉出血として現れることがある。

茎状突起の伸長または茎突舌骨靱帯の骨化により,頭を回すと痛みが生じる。

下唇の錯感覚を起す可能性がある。

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