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喉頭気嚢胞は喉頭室粘膜が膨出したものである。
喉頭―甲状舌骨膜
内側型の喉頭気嚢胞は仮声帯を変位および腫大させ,結果として嗄声および気道閉塞が生じさせる。外側型の喉頭気嚢胞は甲状舌骨膜を通って進展し,頸部に腫瘤を形成させる。喉頭気嚢胞は管楽器を演奏する音楽家に生じる傾向がある。喉頭気嚢胞は空気で満たされており,バルサルバ法で拡張させることができる。
喉頭気嚢胞は,CTでは平滑な卵円形をした低吸収の腫瘤として認められる。粘液で満たされている場合は感染を起こしている可能性がある。
喉頭気嚢胞の治療は切除である。
(喉頭疾患の概要も参照のこと。)
混合型の喉頭気嚢胞
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このCT冠状断像は,喉頭内で発生して甲状舌骨膜を通って進展し,頸部に腫瘤を引き起こした混合型の喉頭気嚢胞を示している。
Image provided by Clarence T. Sasaki, MD.
喉頭気嚢胞
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このCT像では,膿で満たされた平滑な喉頭気嚢胞が咽頭内と咽頭外の頸部に膨隆している様子がみられる。
Image provided by Clarence T. Sasaki, MD.
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