手首、肘、肩、股関節、膝、足首など、体内で2つの骨が合わさる場所を関節といいます。
関節は、あなたが思いもよらない場所にもあります。たとえば、あなたの足、手、骨盤、脊椎にはたくさんの骨がありますが、その骨の間にも関節があります。
関節のこわばりとはどのような症状ですか?
関節のこわばりとは、関節が動きにくい状態です。こわばりは、体が弱って動かせないことや、関節が痛くて関節を動かしたくないこととは異なります。関節のこわばりは、筋肉のこわばりとも異なります。筋肉のこわばりは、運動のし過ぎで起こることもあれば、あまり多くありませんが、リウマチ性多発筋痛症や 線維筋痛症などの病気によって起こることもあります。
関節のこわばりは、けがや関節炎が原因で起こることがあります。
こわばりは朝に悪化したり、1日のうちに悪化したりすることがあります。
ストレッチと理学療法が、あなたのこわばりに役立つことがあります。
関節のこわばりの原因は何ですか?
関節のこわばりはふつう、次のことが原因で起こります:
ギプスや副子をつけている場合など、関節を長い間動かさないようにしている
いろいろな種類の関節炎
治った関節のけが(ねんざなど)
病院では、どのようなことをしますか?
医師は、あなたの症状について質問し、診察をします。
あなたが関節炎にかかっているかどうかはっきりしないと医師が考える場合には、次の検査を行うことがあります:
血液検査
X線検査
医師は関節のこわばりをどのように治療しますか?
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