癜風でんぷう

癜風でんぷうは皮膚ひふの軽かるい真菌感染症しんきんかんせんしょうです。

• 癜風でんぷうになると、皮膚ひふに黄色きいろがかった茶色ちゃいろ、茶色ちゃいろ、ピンク色いろ、または白しろい色いろの、うろこ状じょうにかさついた病変びょうへんができます。

• 癜風でんぷうは、あまり害がいはなく、人ひとから人ひとにうつりません。

• 医師いしは皮膚ひふ用ようの製品せいひんやシャンプーのほか、場合ばあいにより薬くすりも使つかって、癜風でんぷうを治療ちりょうします。

• この感染症かんせんしょうは、治療ちりょうが終おわった後あとに再発さいはつすることがよくあります。

癜風でんぷうは、ある真菌しんきんが感染かんせんすることで引ひき起おこされますが、カンジダ症しょう（鵞口瘡がこうそう）という真菌感染症しんきんかんせんしょうとは別べつのものです。

あなたが次つぎのことに当あてはまる場合ばあい、あなたは癜風でんぷうになる可能性かのうせいがほかの人ひとより高たかいです：

• 若わかい大人おとな

• 暑あつくて湿度しつどの高たかい場所ばしょにいる

• 免疫めんえきの働はたらきが弱よわっている

癜風でんぷうではふつう、皮膚ひふに黄色きいろがかった茶色ちゃいろ、茶色ちゃいろ、ピンク色いろ、または白しろい色いろの、うろこ状じょうにかさついた病変びょうへんができます。その病変びょうへんは日焼ひやけをしないため、夏なつになると、より目立めだつようになることがあります。

背中せなかの癜風でんぷう

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Image provided by Thomas Habif, MD.

癜風でんぷうによる黄色きいろがかった

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発疹ほっしんはふつう、次つぎの場所ばしょに現あらわれます：

• 胸むね

• 背中せなか

• 首くび

• おなか

• ときには顔かお

医師いしは発疹ほっしんを見みることで判断はんだんできます。確たしかめるために、医師いしが紫外線しがいせん（UV）を使つかって、あなたの皮膚ひふを調しらべることがあります。癜風でんぷうの発疹ほっしんは、紫外線しがいせんを当あてると光ひかりますが、ほかの発疹ほっしんは光ひかりません。医師いしが皮膚ひふを少すこしこすり取とって、顕微鏡けんびきょうで調しらべることもあります。

医師いしは次つぎの方法ほうほうで癜風でんぷうを治療ちりょうします：

• 病変びょうへんにぬる抗真菌薬こうしんきんやくのクリーム

• 頭皮とうひに病変びょうへんがある場合ばあいは、特別とくべつなシャンプー

• 病変びょうへんが全身ぜんしんに起おきている人ひとや、癜風でんぷうにたびたびなっている人ひとなら、飲のみ薬ぐすり

治療ちりょうから数すうカ月後げつご、あるいは数年すうねんがたっても、皮膚ひふの色いろが元もとにもどらない場合ばあいもあります。

この感染症かんせんしょうは、治療ちりょうが終おわった後あとに再発さいはつすることがよくあります。再発さいはつを予防よぼうするために、医師いしはあなたに、月つきに1回かい、特別とくべつな石せっけんを使つかうか抗真菌薬こうしんきんやくのクリームをぬるように指示しじすることがあります。