耳管:気圧を等しく保つ

耳管:気圧を等しく保つ

耳管は、体外の空気を中耳に送り込むことによって、鼓膜の内外の気圧を等しく保つのに役立っています。耳管がふさがると空気が中耳に届かないため、中耳の内圧が低下します。中耳内の気圧が外耳道の気圧より低いと鼓膜は内側に膨らみます。気圧の差は痛みを引き起こし、鼓膜に内出血が生じたり鼓膜が破れたりすることがあります。