低身長とは何ですか?
低身長とは、同じ年齢で同じ性別のほぼすべての子どもと比べて身長が低いことです。低身長には、必ずしも問題があるとはかぎりません。これは、同じ年齢で同じ性別の子どもの97%と比べて身長が低い場合に、医師の使う用語にすぎません。
一部の身長の低い子どもは、ただ背が低いことや、身長がのびきるまでの時間が長くかかっていること以外は健康です。
ときに、子どもに十分な成長ホルモンがないことがあります(成長ホルモン欠損症)。
ときに、深刻な病気の子どもが正常に成長しないことがあります。
子どもに十分な成長ホルモンがない場合、医師は成長ホルモンを注射します。
低身長は、低身長症(骨軟骨異形成症ともいいます)と同じものではありません。低身長症の子どもには、低身長に加えて、骨や軟骨の成長や発達の異常を引き起こす、遺伝による病気があります。
小児の低身長の原因は何ですか?
小児の低身長にはどのような症状がありますか?
子どもの低身長のおもな症状は:
同じ年齢で同じ性別のほかの子どもと比べてとても背が低いです。
低身長の子どもはふつう:
成長が遅いです。
大人の歯が生えてくるのがふつうよりも遅いです。
全身のつり合いは正常です(腕や脚の長さが身長とつり合っています)。
医師はどのようにして、私の子どもが低身長かどうかを判断しますか?
医師は小児の低身長をどのように治療しますか?
医師は、成長ホルモンが少ないことによる子どもの低身長を、次の方法で治療します:
成長ホルモンの注射
成長ホルモンの効果があるのは、骨の成長が終わる前に使った場合だけです。これは、成長ホルモン欠損症の子どもにだけ使われます。
子どもに脳腫瘍がある場合、医師は手術をしてそれを取り除くことがあります。
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