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多胎妊娠では子宮内に胎児が複数存在する。
多胎児(多胎)妊娠は,最大で分娩30件当たり1件発生する。
多胎妊娠の危険因子としては以下のものがある:
合併症
診断
出生前超音波検査
多胎妊娠は子宮が妊娠週数に比して大きい場合に疑われる;出生前超音波検査において明らかとなる。
治療
適応があれば帝王切開
適応があれば帝王切開を行う。先進する方の胎児が頭位である場合を除いて,双胎には帝王切開が推奨される。より数の多い多胎妊娠では典型的には胎位にかかわらず帝王切開が行われる。
要点
多胎妊娠では,過度に増大した子宮が切迫早産を促進し,早産となる傾向がある。
妊娠高血圧腎症および妊娠糖尿病などのほかに起こりうる合併症の有無を確認し,早産,帝王切開,および分娩後異常出血に備える。
子宮が妊娠期間に対して大きい場合,超音波検査を行う。
大半の多胎妊娠では,先進する方の胎児が頭位である場合を除いて,分娩は帝王切開で行う。
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