介護施設への入所を回避する方策

問題

考えられる解決策

尿失禁

原因を治療すると,自宅にとどまることができる場合がある。時間を決めて排尿することが役立つ場合もある。

認知症

家族またはその他の介護者に,フラストレーションをもたらす行動または秩序破壊的行動を管理する方策について教育する。例えば,モニタリング装置を購入またはレンタルして使用すれば,夜間徘徊などの行動への対処に役立つ可能性がある。

機能障害

理学療法士,作業療法士および訪問看護師は,以下を行うことが可能である:

  • 家庭での患者の様子を評価する

  • 介護施設または生活支援施設への入所が必要かどうかの判定を助ける

  • 患者の機能改善を助ける方法を提案する

  • 患者に補助器具の使い方を教える

  • 運動するよう促す

必要に応じ,耐久医療機器を提供する。

介護者の燃え尽き

支援および短期入所サービスは,家族またはその他の介護者が憤りを覚えたり,疲れ果てたりするのを防ぐのに役立つ可能性がある。

医師は,介護者が自分の負担について話す場合には耳を傾け,地域社会の介護支援団体や有料のレスパイトケアの選択肢について情報を提供することで支援する。

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