Faganノモグラム

ある女性1000人のコホートにおけるUTIの有病率を30%とおいた場合の,仮定の白血球エステラーゼ試験結果の分布の表におけるUTI検査のデータを用いて,直線が描かれている。直線Aは陽性判定を表しており,検査前確率0.3からLR+ 4.73を通り,0.7をわずかに下回る検査後確率と交わるが,これは計算によって求めた確率0.67と同様の値である。直線Bは陰性判定を表しており,検査前確率0.3からLR- 0.34を通り,0.1を少し上回る検査後確率と交わるが,これは計算によって求めた確率13%と同様の値である。

LR+= 陽性判定の尤度比;LR- = 陰性判定の尤度比。

Adapted from Fagan TJ.Letter: Nomogram for Bayes theorem.New England Journal of Medicine 293:257, 1975.

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