つち指ゆび

つち指ゆびは、指先ゆびさきが曲まがってまっすぐにならない状態じょうたいです。

これは、指ゆびの背側はいそくの腱けんが裂さけるけがをした後あとに起おこります。腱けんは、筋肉きんにくを骨ほねにつないでいる組織そしきです。

• 腱けんが裂さけると、指先ゆびさきが垂たれ下さがります。

• つち指ゆびはふつう、ボールをキャッチすることなどによって突つき指ゆびをしたときに起おこります。

• 指先ゆびさきをまっすぐにしておく副子ふくしによって、腱けんが治なおることがあります。

• ときに、腱けんが治なおらず指先ゆびさきが曲まがったままになることもあります。

同おなじけがによって、指先ゆびさきの骨ほねの付つけ根ねにひびが入はいることもあります。

つち指ゆび

つち指ゆびになると、その指ゆびの先端せんたんをまっすぐにすることができません。

指ゆびが次つぎのようになります：

• 一番いちばん先さきの関節かんせつで曲まがる

• 少すこし痛いたい

医師いしはふつう、あなたの指ゆびを診察しんさつすることで判断はんだんできます。また、骨折こっせつしているかどうかを次つぎの方法ほうほうで確たしかめることもあります：

• X線検査せんけんさ

医師いしは、指ゆびをのばしてほんの少すこし上向うわむきに反そらせた状態じょうたいで固定こていする副子ふくしを装着そうちゃくします。副子ふくしは6～8週間しゅうかんつけます。

指先ゆびさきの骨ほねが折おれている場合ばあい、医師いしは手術しゅじゅつをすることがあります。