陣痛が来ることが出産の始まりで、そして赤ちゃんが生まれ、最後に胎盤が出てきます。
出産について決めなければならないことは何ですか?
赤ちゃんを出産する前に、次のことを決めます:
誰につきそってもらいたいか
どこで出産したいか
陣痛中にどのような痛み止めを使いたいか
誰につきそってもらうのがよいですか?
出産のときに医療従事者以外の人につきそってもらうと助けになることがあります。赤ちゃんのお父さんなどのパートナーがつきそうことがよくあります。多くのパートナーは、出産に立ち会うことでお母さんや赤ちゃんとのきずなが強くなったと感じます。しかし、どんなつきそいの人でもあなたを励ましたり、心の支えになったりすることができ、あなたがリラックスする助けになるでしょう。
あなたが一人で出産したいならば、それも大丈夫です。また、出産に立ち会うのが不安なパートナーには無理につきそってもらわないほうがよいでしょう。
私はどこで出産すればよいですか?
あなたは赤ちゃんを次のような場所で出産できます:
病院
出産センター
自宅
アメリカでは、ほとんどの女の人が病院で出産しています。病院は快適な場所とは思えないかもしれません。しかし病院には、あなたや赤ちゃんにに起こるかもしれない、予想できない問題に対応できる医師や看護師がいて、設備があります。
出産センターは、 病院よりも家のような雰囲気の医療施設です。出産センターでは、病院より自由にすごせるかもしれません(お見舞いがいつでもできる、早く退院できるなど)。病院に出産センターがあることもあります。施設が独立している出産センターもあり、合併症が起こった場合には提携している近くの病院が対応します。
自宅出産はふつうはすすめられません。ほとんどの出産では問題は起こりませんが、正期産の健康な女性でさえも、だれも予想できない深刻な問題が突然起こることがあります。このような問題の多くは自宅で治療するのが難しく、赤ちゃんの健康が危険になるおそれがあります。
出産の準備はどのようにすればよいですか?
ほとんどの出産が似たようなパターンで進みます。ふつうの出産の様子を学ぶには、次のことが役立ちます:
1人で、またはパートナーといっしょにマタニティークラスに参加する
出産についての本を読む(医師や看護師がよい本やウェブサイトをすすめてくれます)
出産したことがあるほかの女の人と話す