突然の視力障害とはどのような症状ですか?
突然の視力障害とは、視力の一部または全部が急に失われることです。視力障害は、数分のうちに起こることもあれば、数日かけて起こることもあります。視力障害はかすみ目とはちがいます。かすみ目とは、ふだんと比べて、ものがぼやけて見えることです。
視力障害は、片方の目だけに起こることもあれば、両方の目に起こることもあります。
視力障害は、目の全体に起こることもあれば、目の一部分だけに起こることもあります。
突然の視力障害を引き起こしている原因によっては、さらに目が痛くなる場合もあります。
突然の視力障害は緊急事態ですので、すぐに病院に行ってください。
突然起きる視力障害の原因は何ですか?
私はどんなときに病院に行けばいいですか?
もし視力障害が急に起きた場合は、すぐに病院に行ってください。ほとんどの場合、その原因は深刻なものです。
何もせずにすぐに視力がもどったとしても、突然の視力障害は、ミニ脳卒中が起きたサインかもしれません。
病院では、どのようなことをしますか?
医師は、あなたの症状と病歴について質問します。
医師は次のことをします:
視力検査表であなたの視力をはかる
目が光にどのように反応するかを確かめる
動いている物を目で追うことができるかどうかを確かめる
目薬を何回かさす(ヒリヒリした感じがして、それが何秒か続くことがあります)
ライトが付いた拡大鏡を使って、目の中を見て調べる(ライトの光がまぶしいです)
目の中の圧力をはかる(たくさんの方法がありますが、どれも痛くありません)
あなたが色を見分けられるかどうかを確かめる
医師は、皮膚や神経など、体のほかの部分を調べることもあります。
私にはどのような検査が必要ですか?
医師は突然の視力障害をどのように治療しますか?
医師は、視力障害の原因になっている病気を治療します。
治療をしても視力がもどらない場合もありますが、すぐに治療を受けることで、反対側の目まで視力を失うことをさけられる可能性があります。
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