のどとはどのような器官ですか？
のどとは、口のおくの方から、肺や胃につながる通路までの部分のことをいいます。のどは、医学の言葉では咽頭といいます。
のどは大切な通路です：
空気は、のどを通って肺に出入りします。
食べものは、のどを通って胃に送られます。
鼻とのどの内部の構造
のどはどのような部分からできていますか？
のどは、次のような大切な部分からできています：
扁桃
口蓋垂
喉頭
喉頭蓋
扁桃は、口のおくの方の、のどの左右に1つずつある、組織のかたまりです。扁桃は、感染から体を守る働きをしています。扁桃は子どものときに最も大きくなり、大人になるにつれて小さくなっていきます。
口蓋垂は、のどの奥に見える、扁桃と扁桃の間にぶら下がっている、小さな組織です。
喉頭は、声を出す部分です。ここには声帯があり、あなたが言葉を話すときは、これが声をつくり出しています。
喉頭蓋は、軟骨でできたふたのようなもので、喉頭の前にあります。喉頭蓋は、あなたがものを飲み込むときに喉頭の入り口をふさいで、食べものや水が肺の中に入らないようにしています。
のどはどのような仕組みで働いていますか？
のどには小さな筋肉がたくさんあって、それらが舌といっしょに動くことで、あなたが食べものや水を飲み込んだときに、それが肺の中に入らないようにします。それらの筋肉とそのほかの小さな筋肉は、あなたが声をコントロールするのを助ける働きもしています。
のどにはどのような問題が起こりますか？
のどには次のような問題が起こります：
扁桃炎や喉頭蓋炎などの感染症
魚の骨などの異物がのどに引っかかる
がん、特にタバコをたくさん吸っている人
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