化膿性肉芽腫かのうせいにくげしゅ

化膿性肉芽腫かのうせいにくげしゅは、皮膚ひふにできる円形えんけいの盛もり上あがったふくらみです。

• 血ちのような赤色あかいろや赤茶色あかちゃいろをしています

• 化膿性肉芽腫かのうせいにくげしゅは、肉質にくしつだったり、湿しめっていたり、かさぶたのような感かんじがしたりします

• 無害むがいですが、ぶつかったりこすれたりすると出血しゅっけつすることがよくあります

• 自然しぜんに消きえることもあれば、医師いしが取とり除のぞかなければならないこともあります

化膿性肉芽腫かのうせいにくげしゅ

画像

Image provided by Thomas Habif, MD.

化膿性肉芽腫かのうせいにくげしゅは、毛細血管もうさいけっかんという細ほそい血管けっかんがふつうより太ふとくなり、その周まわりの組織そしきがは腫はれることでできます。

化膿性肉芽腫かのうせいにくげしゅは、次つぎの場合ばあいに最もっともできやすくなります：

• 皮膚ひふにけがをした後あと

• 妊娠にんしんしているとき

妊娠中にんしんちゅうは、歯はぐきにできることもあります。その場合ばあい、妊娠にんしん腫しゅと呼よばれます。

化膿性肉芽腫かのうせいにくげしゅの特徴とくちょうは次つぎのとおりです：

• 大おおきくなるのが速はやい

• 皮膚ひふの上うえに盛もり上あがる

• 痛いたみはない

• 何なにかにぶつけたり、ひっかいたりしたときに出血しゅっけつしやすい

• 化膿性肉芽腫かのうせいにくげしゅは、治療ちりょうしなくても自然しぜんに消きえることがあります。

• 消きえない場合ばあいは、医師いしが手術しゅじゅつや電気針でんきばりで取とり除のぞくことができます。

取とり除のぞいた後あとに再発さいはつすることもあります。