回避・制限性食物摂取症とはどのような病気ですか?
回避・制限性食物摂取症は、ほんの少ししか食べなくなったり、特定の食べものを食べないようになったりする、摂食障害の1つです。回避・制限性食物摂取症の人は、体重が増えることをこわがっているではありません。拒食症の人とはちがって、実際には太りすぎていないのに自分は太っていると思いこむことはありません。
大人で体重が減ることがよくあります。
のどにつまらせたなど、食べものによる悪い経験が原因で起こることがあります。
子どもや赤ちゃんが、予想どおりに成長しないことがあります。
命にかかわる栄養の異常を引き起こすことがあります。
回避・制限性食物摂取症の人は、ほかの人と食事をしたり人とかかわったりするときなど、社交的な場面で問題をかかえることがよくあります。
回避・制限性食物摂取症はふつう、子どものころに始まります。これは、食べものに興味がない子どもや、口の中の食べものの感じが好きではない子どもに起きる可能性があります。偏食は次のようなものですので、これは正常な偏食とはちがいます:
ふつうは、いくつかの食べものにだけ好ききらいがある
全体的には正常な量の食べものを食べる
予想されるとおりに成長する(回避・制限性食物摂取症の子どもはそうならないことがあります)
医師はどのようにして、私が回避・制限性食物摂取症かどうかを判断しますか?
医師は、あなたの体重が減った原因が食物アレルギー、がん、消化の異常など、健康上の問題ではないことを確かめます。医師は、体重が減ることのあるほかの心の病気についても考えます。
医師は回避・制限性食物摂取症をどのように治療しますか?
医師は、あなたが自分の食べるものについて感じている不安をやわらげる治療法を勧めることがあります。栄養補助食品を使うこともあります。
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