反芻症とはどのような病気ですか?
反芻症とは、飲み込んだ食べものの吐きもどし(逆流)を起こす摂食障害です。
ふつうは、食べてから約15~30分後に食べものを少し吐きもどします。
人によっては、食べものをまたかんでから、また飲み込んだり、吐き出したりすることがあります。
食べものの吐きもどしは、嘔吐と同じものではありません。嘔吐は、はげしくて、苦しいものです。
反芻症の人は、次のことをすることがあります:
口に手をあてたり、せきをしたりすることで、自分のしていることをかくそうとする
食べものの吐きもどしを見られないように、ほかの人といっしょに食事をしないようにする
反芻症にはどのような症状がありますか?
食べものを吐きもどすことがたった一つの症状になることがよくあります。あなたにおなかの痛みや気持ち悪さ(吐き気)は現れません。まれに、たくさんの食べものを吐きもどすことで、体重が減ることがあります。
医師はどのようにして、私が反芻症かどうかを判断しますか?
反芻症は、食べものを吐きもどす行動によって診断されます。医師は、胃腸に身体的な異常が起きていないことを確かめるための検査をすることがあります。
医師は反芻症をどのように治療しますか?
医師は、あなたの行動を変えるための治療法を勧めることがあります。ふつう、薬は役に立ちません。
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