慢性肝炎とはどのような病気ですか?
肝炎とは、肝臓の炎症のことです。慢性とは、その病気が長く続くか、いつまでも治らないことを意味します。慢性肝炎は6ヵ月以上続きます。慢性肝炎はふつう、急性肝炎から発生しますが、急性肝炎になっていたことに本人が気づいていない場合もあります。急性とは、その病気が急に始まって、すぐに治まることを意味します。
慢性肝炎の原因は何ですか?
慢性肝炎にはどのような症状がありますか?
慢性肝炎の人の約3人に2人では、ゆっくりとこの病気が起こり、肝硬変(肝臓の組織が傷あとのようになった状態)になるまで症状が現れません。
次のような症状が現れることがあります:
少し具合が悪くなり、疲れを感じ、おなかが空きにくくなる
ときには、軽い発熱とおなかの上の方の痛み
おなかの中に液体がたまって、おなかが腫れる(腹水)
クモのような形をした細い血管が皮膚の下に見える(くも状血管腫)
手のひらの赤み
はっきりものを考えることができない
出血しやすくなる
かゆみ
とてもくさく、あぶらっぽくて、うすい色の便
関節の痛みなど自己免疫反応の症状、女性では生理が来ない
B型慢性肝炎またはC型慢性肝炎に加えて肝硬変もある場合、肝臓がんになる可能性があります。
医師はどのようにして、私が慢性肝炎かどうかを判断しますか?
医師は次のことをします:
血液検査
肝臓のサンプルを少しとって顕微鏡で調べる検査(生検)
医師は慢性肝炎をどのように治療しますか?
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