腎臓の機能が85~90%失われると、「末期腎不全」と呼ばれるようになり、透析が推奨されます。腎臓を模した装置(透析器)を用いて血液をろ過することで、損傷を受けた腎臓の働きを代替えする透析法を血液透析と呼びます。この処置では、血液をゆっくりと体の外に出して、透析器と呼ばれる特殊なフィルターを通過させ、老廃物や余分な水分を取り除きます。きれいになってろ過された血液は、その後体内に戻されます。