<ruby >神経線維<rt >しんけいせんい</rt></ruby>を<ruby >絶縁<rt >ぜつえん</rt></ruby>する<ruby >組織<rt >そしき</rt></ruby>

神経線維しんけいせんい絶縁ぜつえんする組織そしき

のう内外ないがいのほとんどの神経線維しんけいせんいは、脂肪しぼう(リポタンパクしつ)でできたなんそうもの組織そしき(ミエリンといいます)につつまれています。それらのそうつくられた組織そしき髄鞘ずいしょうといいます。髄鞘ずいしょう電気でんきケーブルをつつんでいる絶縁体ぜつえんたいのような役割やくわりたしていて、このはたらきによって、神経しんけい信号しんごう電気でんきインパルス)が神経線維しんけいせんい沿ってはやくかつ正確せいかくつたえられます。髄鞘ずいしょう損傷そんしょうすると(脱髄だつずいといいます)、信号しんごう神経しんけい正常せいじょうつたわらなくなります。