歯の萌出とは何ですか?
歯の萌出とは、赤ちゃんの歯が歯ぐきから出てくることです。
ほとんどの赤ちゃんでは生後6カ月ごろに最初の歯が生えます。
3才までに、ほとんどの赤ちゃんに20本すべての乳歯が生えます。
歯が生えてきている赤ちゃんはぐずるのがふつうですが、たくさんの人の考えとはちがい、歯の萌出によって熱が出ることはありません。
赤ちゃんがとてもぐずる場合や、37.8度以上の発熱がある場合は、ただ歯が生えてきているのではなく、おそらく病気であるため、病院に電話しましょう。
歯の萌出時にはどのような症状がありますか?
歯が生えてきている赤ちゃんにはつぎのようなことがみられます:
ふだんよりたくさん泣いてぐずる
あまりよく眠らない
ふだんより食べる量が少なくなる
よだれが出る
歯ぐきが赤い
ものをかむ
歯の萌出時の症状を治療するにはどうすればよいですか?
次のことが、赤ちゃんを楽にして落ち着かせるために役立ちます:
歯がため用のかたいおもちゃや、ゲル入りの歯がため用リングを冷やしたものなど、かむのに安全なものを与える
赤ちゃんの歯ぐきを、あなたの指や氷でマッサージする
赤ちゃんがとてもつらそうな場合は、アセトアミノフェンやイブプロフェンなどの痛み止めを飲ませる
歯がため用のゲルは、あまり役に立たず、一部の赤ちゃんで深刻な問題が起こるベンゾカインが入っていることもあるため、使わないようにする
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