子どもの死は家族にどのような影響を及ぼしますか?
子どもを失うことは、家族にとって非常に苦痛であり困難なことです。
悲しみにくれた両親は、残った子どもたちが必要な世話をするのが難しくなるかもしれません。
ときに、両親が亡くした子どもの代わりに新たに子どもをもうけることがありますが、このような状況では、両親はその新たな子どもに対して過保護になるか、その子ときずなを深めるのが難しくなることがあります。
カウンセリングが役に立つことがあります。
住んでいる地域に、子どもを亡くした親のためのサポートグループがある可能性もあります。
家族や愛する人の死を私は子どもにどのように説明すればよいですか?
子どもたちが理解できるレベルで簡単な説明をしましょう。
より年長の子どもでは、さらに多くのことを理解できる可能性があるため、好奇心をもって質問するのはふつうのことであると伝えてあげましょう。
子どもたちが寝るのを怖がる可能性があるため、死を眠っていて二度と目をさまさないことになぞらえてはいけません。
あなたの子どもが非常に悲しがって引きこもったり、活動に参加するのをやめてしまったり、身ぶりで抑圧された感情を表すようになった場合には、子どもの助けとなるようカウンセリングを受けさせましょう。
子どもは病気の人や終末期の人のお見舞いに病院に行ったほうがよいでしょうか?
お見舞いにいっても大丈夫かどうかを子どもの主治医にたずねましょう。
次のことをして、子どもにお見舞いに行く準備をさせましょう:
これからお見舞いに行く人は違う人のように見えるかもしれないけれども、子どもが知っている同じ人だということを説明する
子どもに、体重が増えたりかみの毛が抜けたりなどの体に起こっている変化を見る心構えをさせる
子どもに、医療機器が使われているのを見る心構えをさせる
子どもは愛する人のお葬式に出席したほうがよいでしょうか?
これは個人的な決断です。お葬式に子どもが出席する場合は、子どもの世話に集中できる人をつれていき、子どもがその場を離れたいと望んだときにはそうさせるようにします。
死や死について質問してもよいと子どもに伝えます。
どうしたら助けになれるかを子どもに伝えます。次のことができます:
カードを書く、または絵を描く
花を摘む
プレゼントを包む
食べものやお金、おもちゃを集める
詳しい情報はどこにありますか?
Bereaved Parents of the USA(子どもに先立たれた親などを支援する団体の英語のウェブサイト)