閉経の過程

特徴

閉経移行期前期(early menopausal transition)

閉経移行期後期(late menopausal transition)

閉経後前期(early postmenopause)

閉経後後期(late postmenopause)

期間

様々

1~3年間

2年間

3~6年間

以降の生涯

月経周期

長さは様々(連続する周期の長さに7日間以上の差がみられる状況が長期間持続する)

60日以上続く無月経期間がある

閉経後期は最終月経後に始まる

周期の2~5日目におけるFSHの測定値

高値であるが,ばらつきがある

高値(> 25 IU/L)†

高値であるが,ばらつきがある

高値で安定する*

症状

血管運動症状が発生する可能性が高い

血管運動症状が発生する可能性が最も高い

閉経関連泌尿生殖器症候群の症状の増加

* FSH濃度は変動し,最終月経から約2年後まで全体として上昇した後に安定する。

† 臨床検査室によってばらつきがある;高値(> 30 IU/L)とする検査室もある。

FSH = 卵胞刺激ホルモン。

Adapted from Harlow SD, Gass M, Hall JE, et al: For the STRAW 10 Collaborative Group: Executive summary of the Stages of Reproductive Aging Workshop + 10: Addressing the unfinished agenda of staging reproductive aging.Menopause 19 (4):387–395, 2012.doi:10.1210/jc.2011-3362

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