Opisthorchisの生活環
1.ヒト宿主内で,成虫の吸虫が幼虫包蔵卵を放出し,それが便中に排出される。
2.巻貝(第1中間宿主)に摂取された後,虫卵からミラシジウムが放出され,それがスポロシスト,次いでレジア,次いでセルカリアに発育する。
3.セルカリアが巻貝から放出され,淡水魚(第2中間宿主)に侵入する。
4.セルカリアは,筋肉内または魚の鱗の下でメタセルカリアとして被嚢化する。哺乳類の一次(終)宿主(ネコ,イヌ,ヒトを含む魚を摂取する様々な哺乳類)が,メタセルカリアを含む加熱調理が不十分な魚を摂食することにより感染する。
5.摂取された後,十二指腸でメタセルカリアが脱嚢する。
6.メタセルカリアはファーター膨大部を通って胆管に上行し,そこで付着して成虫に発育する。3~4週間後に産卵する。
Image from the Centers for Disease Control and Prevention Image Library.
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