環軸関節亜脱臼(CT)
水平断(1),冠状断(2),および矢状断(3)の多平面再構成による頸椎CT画像から,関節リウマチ(RA)でみられるようなパンヌス形成(1の矢印,3の長矢印)に続発して環椎歯突起間距離(anterior atlantodental interval:ADI)が著明に拡大したことで,後方亜脱臼とC2歯突起底部の陥凹(3の短矢印)が起きていることがわかる。歯突起が顕著に侵食されており(2の矢印),これはRAの典型的な所見である。
Image courtesy of A.John Tsiouris, MD.
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