意見 同じトピックページ はこちら
リフレクソロジー(手技療法・身体技法の一種)はマッサージ療法から変化したものであり,手掌または足の特定の部位を手で圧迫する;これらの部位は経絡を通して体の様々な臓器や器官系に対応すると考えられている。これらの部位を刺激することで,対応する体の部位の疼痛や症状の原因であるエネルギーの滞りを取り除けると考えられている。(統合・補完・代替医療の概要も参照のこと。)
リフレクソロジーは,全身が足の裏や手掌の表面に表されていると仮定しているため,ホムンクルスをベースとした療法と考えられている。リフレクソロジーの臨床研究の大半では,知見は主観的症状に対する非特異的効果(例,弛緩を引き起こし,これはマッサージによる弛緩と区別がつかない)である傾向がある。ランダム化臨床試験のシステマティックレビューは,入手可能な最良の臨床的エビデンスで,あらゆる適応に対する治療としてのリフレクソロジーの効力が支持されないと結論した;このレビューはさらに,リフレクソロジーの研究における方法論がしばしば悪いことを指摘した(1)。
参考文献
1.Ernst E, Posadzki P, Lee MS: Reflexology: an update of a systematic review of randomised clinical trials.Maturitas 68(2):116–20, 2011.
Test your KnowledgeTake a Quiz!