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MDMA(3,4-メチレンジオキシメタンフェタミン)は,刺激作用と幻覚誘発作用があるアンフェタミン類似化合物である。
主にセロトニンを産生および放出するニューロンに作用するが,ドパミン作動性ニューロンにも作用する。通常は錠剤として摂取され,摂取後30~60分で効果が現れ,一般に4~6時間持続する。MDMAはしばしばダンスクラブ,コンサート,およびレイブパーティ(rave party)で使用される。(アンフェタミンも参照のこと。)
MDMA使用の症状と徴候
MDMA使用の診断
通常は臨床診断
MDMAは,免疫測定法によるルーチンの尿薬物スクリーニングでは検出されない場合がある。
MDMA使用の治療
急性中毒および依存に対する対症療法
急性MDMA中毒と依存の治療はアンフェタミンの治療と同様であるが,ときに急性過剰摂取に対する治療が必要となる。
より詳細な情報
有用となりうる英語の資料を以下に示す。ただし,本マニュアルはこの資料の内容について責任を負わないことに留意されたい。
Findtreatment.gov: Listing of licensed US providers of treatment for substance use disorders.
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