反射弓とは、膝蓋腱反射などの神経反射が伝わる経路のことです。
1.膝を軽くたたくと、刺激を感知する器官(感覚受容器)が刺激されて信号が発生します。この信号は神経に沿って脊髄まで伝わります。
2.脊髄では、感覚神経から伝わってきた信号が運動神経に伝達されます。
3.運動神経は、その信号を太ももの筋肉に送り返します。
4.すると、その筋肉が収縮して、下腿(膝から足首までの部分)が跳ね上がります。
5.反射の過程に脳はまったく関与しません。